江ノ電エリアサービス株式会社 様
江ノ島電鉄の駅店舗運営から広告、清掃・ビル管理まで、 地域に根ざした多角的な事業を展開する 江ノ電エリアサービス株式会社。
同社では、PBX(電話交換機)の老朽化と拠点間管理負担の解消のため、電話システムをフルクラウドサービス「recipe.phone」へ刷新しました。固定電話を廃止し、スマートフォンへ完全移行することで、システム担当者の負荷軽減とBCP対策を同時に実現した、導入の経緯と成果に迫ります。
江ノ電エリアサービス株式会社 本社前
(左:福岡氏 中央:根岸氏 右:髙橋氏)
本事例のポイント
導入前の課題
常務取締役営業部長 髙橋 優介氏
長年利用してきたPBX(電話交換機)が老朽化し、メーカーの保守期限が迫っていたため、システム刷新の岐路に立たされていました。
しかし、単なる機器の入れ替えでは、本社が抱える地理的なリスクや、長年の課題であった管理の非効率さは解消されません。そこでこれらの課題を解決する手段として、クラウド化の検討が始まりました。
導入の決め手
導入において重視した点は、業務インフラとしての「機能性」と「安定性」と「信頼性」でした。過去の経験から、クラウド化による通話品質の低下を強く懸念していました。「recipe.phone」は、大手ベンダーの通話システムや大手キャリアのサービスをベースとしていて信頼性が高く、転送などさまざまな機能を搭載しています。加えて、システムもシンプルかつ柔軟に設計・運用できます。また、システムの提案やサポートをしてくれる導入パートナー自身がヘビーユーザーであるという実績もあり、専門知識と経験を用いてサポートしてもらえたことで安心しました。
導入後の効果
営業部課長 兼 総務部課長 根岸 伸行氏
老朽化したPBXの刷新は約3ヶ月という短期間で完了し、「BCP対策」と「管理工数の削減」を実現しました。また現場社員からは、「外出先でもオフィスの電話番号で通話できる電話対応の改善」「各自が机上スペースを確保できた」との声が寄せられ、オフィス環境は大きく進化しました。
加えて、追加で導入を提案してくれたrecipe.phoneと連動した電話帳サービスと名刺読み取り機能がとても便利で、ほとんどの社員が通話や転送の際に便利に使っています。最初は電話帳サービスを導入する予定ではなかったのですが、今では手放せない存在です。
今後の展望
ビル管理部 福岡 良教氏
今回のシステム刷新は、単なる電話環境の移行にとどまらず、将来的な業務変革への第一歩となりました。今後は、柔軟な拡張性を活かし、Web会議システムとの連携や、AIによる留守番電話の文字起こし機能等、新たな機能拡張やシステム統合を視野に入れています。場所や時間に囚われない柔軟な働き方を支えるインフラとして、より利便性の高いものへと進化させていく方針です。